会長挨拶

協会長就任にあたって
光化学協会会長 喜多村 f
北海道大学大学院理学研究院

 平成24〜25年の光化学協会長を仰せつかりました。会員あっての協会であることは言うまでもありません。会員各位の幅広いご意見をお聞きしながら協会の運営に邁進するつもりですので、宜しくお願い申し上げます。

 私は学部4年の時に光化学の研究テーマを与えられて以来、光化学討論会と討論会に参加される方々から多くの刺激を受けてきました。また、第1回開催時から10年ほど続けて光化学若手の会に参加させて頂き、多くの事を学び、多くの研究協力者や友人を得ました。光化学を専門とする者、あるいは光化学に興味を持っている研究者・技術者・学生にとって、光化学討論会とそれを主催する光化学協会の更なる発展と活性化は極めて重要であることは、自らの経験から明らかですし、協会員の共通認識であると思います。発表形式を含めた光化学討論会のあり方、協会主催の光化学基礎・応用講座の企画・運営方式、協会誌・英文誌の更なる充実等、課題は多々ありますが、関連する事柄を含め、協会として自由闊達に議論することのできる場や環境を作り、それを通して直面する課題に取り組むことが必要であると考えています。さらに、社会が直面する再生可能なクリーンエネルギーの開発・利用や次世代の省エネルギー材料の開発等には、光が密接かつ直接的に関わっています。これらの課題の解決にとっては、現在の光化学研究の更なる活性化のみならず、異分野の関連研究者・技術者と密接な討論ができるような場を作る事も協会の使命であると考えています。

 私のみならず今期の全理事が、このような意識を共有しながら協会と光化学研究の更なる発展に貢献できるよう努力する所存です。協会員の温かいご支援とご協力を宜しくお願い申し上げます。